“他社の大手サイトコントローラーを使用してきたホテル勤務経験の長いスタッフも「痒い所に手が届くような操作ができる!」と言っています。”
なんば戎ホテルは、今宮戎神社の御祭神「えべっさん」をモチーフにしたホテルです。現在星野リゾート様の新施設の建設が進んでいる「新今宮」に位置しております。事前チェックインフォーム、セルフチェックイン、IoTロック導入で省人化を図りながらも、 大阪らしい人情味が溢れるような、元気で明るい接客を心がけております。
同じAirHostアカウントで管理しているToys Court 天下茶屋は、大阪の閑静な住宅街「天下茶屋」にある民泊物件です。オンライン上で宿泊者情報やパスワードを入力していただく「事前チェックインフォーム」を用いた完全無人対応施設です。郊外に位置しており、完全無人対応ということで、新型コロナウイルスに気を付けてらっしゃる方や、稀に有名な方がご宿泊下さいます。非常に広々とした1LDKの間取りですが、同じ広さの他の民泊物件と比べ、非常にお安くご提供しております。
「無人化・省人化」の運営方針で、民泊だけではなくホテルも管理できるシステムを探していたところ、 エアホストがニーズにぴたっとハマったシステムをご提供なさっていると感じました。IoTロック連携、セルフチェックイン、連携可能なOTAの豊富さを重視しました。
AirHost PMS(ホテル管理システム)とAirHost ONE (スマートチェックインシステム)の二つ製品を利用しました。
なんば戎ホテルでは、フロントにある4台のタブレットを使ってお客様ご自身でチェックインして頂くことにより、 スタッフが1名しかいなくても、最大4組のお客様が同時にチェックインを進めて下さるので助かっています。ナイトスタッフがいないですが、夜間でもタブレットでお客様自身で24時間チェックイン・チェックアウトできるようにしています。
Toys Court 天下茶屋では、事前チェックインフォームを使ってセルフチェックインをお願いしています。予約が確定した時点で事前チェックインフォームを自動生成し、お客様へ自動送信されるので、かなり手間が省けます。送信頻度も自動メッセージの機能を使うことで、予約直後、宿泊1週間前、宿泊3日前など、自由に変更が可能です。
掲載OTAサイト:Airbnb、Booking.com、Expedia、Agoda、楽天トラベル、じゃらん、Ctrip、AsiaYo!、Vacation STAY
なんば戎ホテル / Toys Court 天下茶屋様は、プロジェクト立ち上げの段階から「無人・省人化」にフォーカスした運用体制を重要視されており、なんば戎ホテルにはタブレットチェックイン用の設置台が建設段階から準備されていました。
現在、ホテル形式と民泊形式を1つのAirHostのアカウントで管理いただき、スタッフ様の業務に合わせてユーザー権限を使い分けながら、ご利用されています。セルフチェックインを推奨しながらも、ゲストが快適にチェックインができるようフロントの空間作りも創意工夫されています。
両物件に導入しているスマートロックは、ピンコードの有効期間が予約のチェックイン・チェックアウトの時刻に合わせて作成されるので、セキュリティ面でも非常に安心感があります。
他社の大手サイトコントローラーを使用してきたホテル勤務経験の長いスタッフも「痒い所に手が届くような操作ができる!」と言っています。ドラッグアンドドロップでアサイン変更ができたり、自動メッセージを送信できたり、宿泊者リストをエクスポートできたり、便利な機能がたくさんあります。
新型コロナウイルスが流行しているこの最中、無人で対応できるのというのは、スタッフにとっても、お客様にとってもメリットがあります。 タブレットにてチェックインが完了し、「すごーい」「ハイテクー」と仰るお客様もいらっしゃいます。
AirHostを利用した運用を強化していくにあたり、昨年秋にリリースされたブッキングエンジンの利用にも興味があります。OTAと同じように、エアホストで一元管理できるので様々な手間が省けるかと思います。OTA手数料が引かれない利益率の高い直接予約を獲得でき、月々のランニング費用もリーズナブルなようですので、導入を前向きに検討してます。
最近ではホテルのSNSでの発信も頻繁にされており、ブログに紹介記事が掲載されたり、メディアへの露出も増えてきております。今後のブッキングエンジン(自社直接予約エンジン)での販売開始に向けて、ホテルのブランディングにも目が離せません。
※以上の導入事例はなんば戎ホテル / Toys Court 天下茶屋とのインタビュー内容による整理して2020年9月にて制作しました。