民泊の運営代行、手数料はいくら?相場・内訳と「どこまで任せるか」の決め方【2026年版】

民泊の運営代行、手数料はいくら?相場・内訳と「どこまで任せるか」の決め方【2026年版】

民泊オーナーが完全代行・一部委託・システム活用の3つの運営方法を比較するイメージ

最終更新日: 2026年10月28日

民泊の運営代行の手数料は、すべて任せる「完全代行」で売上の20〜35%、集客やOTA運用だけを任せる「サイト運営代行」で売上の10〜15%が目安とされています。 これとは別に、清掃費(1回5,000〜15,000円程度)やOTAの手数料もかかります。そして見落とされがちですが、家主不在型の民泊は、管理業務の「全部」を登録業者1社に委託することが法律で決まっています。

「民泊を始めたいけど、運営代行に頼むといくらかかるんだろう?」

「売上の2〜3割も手数料で取られたら、手元にいくら残るの…?」

「全部お任せじゃなくて、ちょっとだけ頼むってできないの?」

こんにちは。エアホスト デジタルマーケティング部です。運営代行の費用って、業者ごとに料金の出し方がバラバラで、本当に比べにくいですよね。しかも民泊には「委託しなきゃいけないケース」が法律で決まっていて、ここを知らずに見積もりを比べると、あとで計画が崩れちゃうことがあるんです。

この記事では、業界メディアの比較情報と観光庁の公式ルールをもとに、運営代行の費用相場、手数料以外にかかるお金、法律上どこまで任せる必要があるのか、失敗しない選び方を、順番にほどいていきますね。

この記事を書いた人:エアホスト  デジタルマーケティング部

⚡️ 3分でつかむ!この記事のポイント

  • 手数料の目安は、完全代行で売上の20〜35%、サイト運営代行で売上の10〜15%。月額固定型なら月3.5万円〜という例もあります(業者により幅があります)。

  • 手数料とは別に、清掃費(1回5,000〜15,000円程度)、リネン費、初期費用、OTAの手数料がかかります。

  • 家主不在型、または居室数が5を超える民泊は、住宅宿泊管理業者への委託が義務です。しかも管理業務の全部を1社に委託する必要があり、一部だけを自分でやることは認められていません。

  • 委託義務がないケース(家主居住型で5室以下など)なら、システムで自分で運営する選択肢もあります。

  • 覚え方は「法律が決める“任せる範囲”、費用で決める“任せ方”」です。


民泊の運営代行とは?
予約管理・ゲスト対応・チェックイン対応・清掃手配・OTA運用など、民泊運営の日常業務をオーナーに代わって行うサービスのことです。家主不在型など一定の民泊では、住宅宿泊事業法により、住宅宿泊管理業者(国土交通大臣の登録を受けた事業者)への管理業務の委託が義務づけられています。


▶ 「自分でやるか、任せるか、まだ決めきれない…」 自分で運営する場合にどこまでシステムでカバーできるか、資料でサクッと確認したい方は、画面右上の「資料無料DL」ボタンからどうぞ(無料です)。うちの物件の場合を聞いてみたい方は、お問い合わせから気軽にご相談ください。

1. 民泊運営代行の費用相場【料金形態別】

売上に連動する成果報酬型と、毎月一定の月額固定型を比較する図

運営代行の料金は、大きく分けると次の形があります。

料金形態

相場の目安

どんな形か

完全代行(売上連動型)

売上の20〜35%

予約・ゲスト対応・清掃手配など運営全般を任せる。最も一般的な形

サイト運営代行(売上連動型)

売上の10〜15%

集客・OTA運用・価格調整などを中心に任せる

月額固定型

月3.5万円〜

売上にかかわらず毎月一定。サービス内容は業者によって大きく異なる

出典:TABILMOメディア「民泊運営代行・コンサルおすすめ9選|費用相場・選び方」(2026年9月掲載)。同じ記事の中でも完全代行の相場を「売上の15〜30%」とする記載があって、情報源によって幅があることは知っておいてくださいね。

売上連動型と月額固定型の違いは、携帯電話の料金プランに似ています。使ったぶんだけ払う「従量制」が売上連動型、毎月決まった額の「定額制」が月額固定型。どちらが得かは、売上がどのくらいあるかで変わるんです。

たとえば月の売上が30万円の物件なら、手数料が売上の20%で毎月6万円、30%なら毎月9万円。年間では72万〜108万円です。この差、物件を持ち続けるほど大きくなりますよね。

2. 費用の内訳|手数料以外にかかるもの

代行手数料に加えて、初期設定・清掃・リネン・予約チャネル費が差し引かれる構造

代行手数料のほかにも、次の費用がかかるのがふつうです。

項目

目安・考え方

内容

清掃費

1回5,000〜15,000円程度

清掃業者に依頼する場合の相場。物件の広さで変わる(

TABILMOメディア

)

リネン費

業者・枚数による

シーツ・タオルのクリーニング

初期費用

業者によって0円〜数万円以上

写真撮影・OTAへの掲載準備・初期設定など

OTA手数料

Airbnbは多くのホストで15.5%

代行手数料とは別に、予約サイトへ支払う

OTA手数料は、たとえばAirbnbの場合、宿泊管理システムを使うホストを含むほとんどのホストに「一括手数料(多くは15.5%)」が適用されるとされています(Airbnbヘルプ「Airbnbサービス料」、2026年10月28日確認)。

ここで大事なのは、代行手数料とOTA手数料は別物だということ。売上の20〜35%を代行に払って、さらにOTAにも手数料を払うと、手元に残るお金は思ったより少なくなっちゃいます。

3. 【重要】家主不在型は「全部を1社に」委託が必要です

管理業務を登録業者に委託するイメージ

費用を比べる前に、必ず押さえておきたい法律のルールがあります。観光庁の民泊制度ポータルサイトでは、次のように整理されています(観光庁「管理業務の委託について」)。

委託が必要になるのは、次のどちらかに当てはまるとき

  • 届出住宅の居室の数が5を超える場合

  • 宿泊者を泊めている間、事業者が不在となる場合(家主不在型)

委託しなくてよい例外

  • 事業者自身が住宅宿泊管理業者で、自ら管理業務を行う場合

  • 事業者の生活の本拠が届出住宅と同じ建物内・敷地内にあるか隣接していて、かつ自ら管理する居室の合計が5以下の場合(騒音などに気づけないことが明らかな場合を除く)

委託するなら「全部を1社に」

ここが、いちばん誤解されやすいところなんです。ポータルサイトでは、管理業務の全部を契約で委託し、1社に委託しなければならないとされています。業務の一部だけを事業者が自ら行うことや、複数の業者に分けて委託することは認められていません。(委託を受けた管理業者が、業務の一部をほかの業者に再委託することはできます。)

サッカーのチームにたとえると分かりやすいかもしれません。家主不在型の民泊では、監督を1人だけ決めて、チームのことはその監督に全部任せるルールなんです。オーナーが「ゴールキーパーだけは自分がやる」とか、「監督を2人にする」とかはできません。ただ、監督がコーチを雇ってお手伝いしてもらう(再委託)のはOKです。

つまり、家主不在型で「予約管理は自分でやって、残りだけ管理業者に頼む」という形はとれない、ということです。

なお、買い物などの日常的な外出は「一時的な不在」として扱われ、目安は原則1時間(交通事情などによっては2時間程度まで)とされています。

4. 完全代行・部分的な外注・自社運営を比較

完全代行・一部委託・システム活用による自己運営の業務範囲と収益配分の比較

法律のルールをふまえると、「どこまで任せるか」は次のように整理できます。

完全代行(管理業務の委託)

部分的な外注

自社運営(システム活用)

費用の目安

売上の20〜35%+実費

任せる業務による(サイト運営代行なら売上の10〜15%など)

システム利用料+清掃などの実費

法律上の条件

家主不在型・6室以上なら原則これ

委託義務がない場合

に選べる

委託義務がない場合

に選べる

オーナーの手間

ほぼない

中程度

仕組み化すれば少ない

手元に残るお金

手数料分が減る

中程度

残りやすい

向いている人

遠方・多忙・家主不在型

家主居住型でコストを抑えたい

自分で運営したい・利益を最大化したい

ポイントは、「法律が決める“任せる範囲”」と「費用で決める“任せ方”」を分けて考えること。家主不在型なら、まず「どの管理業者に全部を任せるか」を選ぶことになります。家主居住型で5室以下なら、清掃だけ外注して、あとはシステムで回す、みたいな組み合わせも選べますよ。

▶ 「自社運営なら、どこまでシステムで回せる?」 予約・清掃・ゲスト対応の自動化を資料にまとめています。画面右上の「資料無料DL」ボタンからどうぞ。物件の条件で聞いてみたい方は、お問い合わせへ。

5. 失敗しない!代行業者の選び方チェックポイント

業務範囲・価格運用・清掃品質・多言語対応・料金透明性・実績で代行業者を選ぶ図

代行業者を選ぶときは、料金の安さだけで決めないのがコツです。次の点をチェックしてみてください。

  • 住宅宿泊管理業者の登録を受けているか:家主不在型などで委託が必要な場合、委託先は登録業者である必要があります

  • 業務範囲の明確さ:予約・ゲスト対応・清掃・苦情対応のどこまでが手数料に含まれるか

  • 深夜の苦情対応の体制:近隣からの苦情には、深夜早朝を問わず対応することが求められています

  • OTA運用と価格調整:どの予約サイトに掲載し、価格をどう調整するか

  • 清掃体制と品質管理:清掃の手配・チェック体制があるか

  • 多言語対応:外国人ゲストからの問い合わせに対応できるか

  • 料金の透明性:手数料の計算の基準(売上の定義)や、手数料以外の費用が明示されているか

  • 実績と報告:収益レポートなど、運営状況の報告があるか

ちなみにこのリスト、自分で運営する場合の「システムで何をカバーすべきか」のチェックリストにもなるんです。

6. 【運営者向け】AirHostなら「任せる」も「自分でやる」も選べます

任せる範囲は法律で、任せ方は費用で決める。 その両方に応えられるよう、AirHostでは2つの形をご用意しています。

① 自分で運営する:AirHost ONE(サイトコントローラー+PMS)

委託義務がない民泊や、自ら管理業務を行える事業者の方向けです。

  • サイトコントローラー:複数の予約サイトの料金・在庫を一元管理

  • 自動メッセージ・AIアシスタント:予約情報を理解したAIが、ゲストの言語を検出して24時間対応をサポート(AirHost AIアシスタント)

  • 清掃管理・自動部屋割り:清掃の手配や部屋割りを自動化

  • ダイナミックプライシング:自動割引の設定や、PriceLabsとの連携に対応

  • スマートロック連携:鍵の受け渡しをなくし、非対面のチェックインに

料金は、10室までのLiteプランで1室あたり月額2,000円です(1〜3室は3室分の料金。ボリューム割引もあります。料金ページ、2026年10月28日時点)。

② 任せる:AirHostの運用代行サービス

販売サイトの管理や価格調整、ゲストとのコミュニケーション、清掃の手配まで、まとめてお任せいただけるサービスです。公式ページでは、運用代行手数料は15〜20%(外税)、初期セットアップ費用は1件25,000円(外税)と公開しています(3件以上は手数料をご相談。AirHostの運用代行サービス、2026年10月28日時点)。

自分で運営するなら、細かい作業もエアホストひとつに

バラバラだった予約サイトの在庫合わせ・ゲスト対応・清掃・部屋割り・料金調整・鍵・決済・売上集計の作業が、エアホストひとつの画面にまとまるイメージ

ちょっと想像してみてください。テレビ、エアコン、照明…リモコンが何個もあると、どれがどれだか分からなくなりますよね。1つのリモコンで全部動かせたら、すごくラクなはずです。

エアホストは、宿の仕事の「まとめリモコン」みたいなものです。 代行に頼まず自分で運営する場合でも、上の機能に加えて、ふだんの細かい作業をひとつの画面でまとめて扱えます。

  • 決済:キャンセルポリシーに合わせたオーソリ・決済、キャンセル料の決済を自動で(決済ソリューション)

  • 名簿:宿泊者名簿の事前記入率を管理(PMS)

  • 売上:売上や稼働率、ADR・RevPAR などをレポートで確認(PMS)

  • 複数物件:物件が増えても、1つのアカウントで全物件をまとめて管理(PMS)

つまり、手間のかかる段取りはエアホストにまとめて、人はゲストと物件の質を上げることに集中する。 「段取りはシステム、おもてなしは人」。代行手数料を払うかわりに、こういう分け方もあるんです。

「自分でやるべきか、任せるべきか、うちの物件だとどっちが得?」——そんなご相談、大歓迎です。

▶ すぐに相談したい方は:お問い合わせはこちら

▶ まずは情報を集めたい方は:画面右上の「資料無料DL」ボタンから、AirHostの資料を無料でダウンロードできます。

パソコンではアイコンにマウスを乗せると「資料無料DL」と表示されます。スマートフォンでは、メニューを開いた画面の下にボタンがあります。

ヘッダーの「資料無料DL」ボタン(パソコン表示)

※委託義務の有無など法的な判断は、管轄の自治体にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 民泊運営代行の費用相場はいくらですか?

業界メディアの比較情報では、完全代行で売上の20〜35%、集客やOTA運用を中心に任せるサイト運営代行で売上の10〜15%、月額固定型で月3.5万円〜とされています(TABILMOメディア「民泊運営代行・コンサルおすすめ9選|費用相場・選び方」)。情報源や業者によって幅があるため、同じ条件で複数の見積もりを比べるのが確実です。

Q. 運営代行に頼まず、自分で民泊を運営できますか?

委託義務がない場合は可能です。委託が必要なのは、居室数が5を超える場合と、宿泊者を泊めている間に事業者が不在となる場合です(観光庁「管理業務の委託について」)。ただし、事業者自身が住宅宿泊管理業者である場合や、同じ建物内・敷地内・隣接に住んでいて管理する居室が5以下の場合は、委託しなくてもよいとされています。

Q. 家主不在型で、一部の業務だけを管理業者に頼むことはできますか?

できません。観光庁のポータルサイトでは、管理業務の全部を1社に委託する必要があり、一部だけを事業者が自ら行うことや、複数の業者に分けて委託することは認められていないとされています(観光庁「管理業務の委託について」)。なお、委託を受けた管理業者が業務の一部を再委託することは可能です。

Q. 代行手数料とOTA手数料は別ですか?

別です。運営代行に払う手数料とは別に、Airbnb・Booking.comなどの予約サイトにも手数料を支払います。Airbnbでは、多くのホストに15.5%の一括手数料が適用されるとされています(Airbnbヘルプ「Airbnbサービス料」)。手元に残る金額を計算するときは、両方を差し引いて考えましょう。

Q. 運営代行を選ぶときの注意点は?

料金の安さだけで選ばないことです。住宅宿泊管理業者の登録、業務範囲、深夜の苦情対応の体制、清掃品質、多言語対応、手数料の計算基準を確認しましょう。とくに手数料は「売上」の定義(清掃料を含むかなど)で実額が変わるため、契約前に確認が必要です。

Q. 家主居住型でも、運営代行が必要になることはありますか?

あります。家主が住んでいても、届出住宅の居室数が5を超える場合は、住宅宿泊管理業者への委託が必要です(観光庁「管理業務の委託について」)。また、仕事などで長時間家を空ける場合は「一時的な不在」に当たらないため、注意してください。

まとめ

民泊の運営代行の手数料は、完全代行で売上の20〜35%、サイト運営代行で売上の10〜15%が目安です。これに清掃費やOTA手数料が加わります。

そして費用より先に確認したいのが、法律で決まっている「任せる範囲」です。

  • 家主不在型、または居室数が5を超える民泊:住宅宿泊管理業者に管理業務の全部を1社に委託する

  • 委託義務がない民泊:完全代行・部分的な外注・システムでの自社運営から選べる

覚え方は「法律が決める“任せる範囲”、費用で決める“任せ方”」。自分の物件がどちらに当たるかを確かめてから、見積もりを比べてみてくださいね。

まずは4分で、あなたの施設の「自動化できる業務」をチェックしてみませんか? 無料・全13問で、簡易結果はメール登録なしで確認できます。

▶ 資料で全体像をつかみたい方は画面右上の「資料無料DL」ボタンから、自分の物件の場合を聞いてみたい方はお問い合わせからどうぞ。

関連記事

あわせてチェックしておくといいですよ

民泊費用を賢く削減!初期費用の内訳と運営コスト節約7選【2026年版】

— 運営代行費を含めた、民泊の費用の全体像が分かります

民泊の清掃代行、1回いくら?広さ別の相場と失敗しない選び方

— 清掃だけ外注するときの相場と選び方が分かります

【2026年最新】民泊始める人必見!PMSの賢い選び方|無人ホテルにも◎

— 自社運営で使うシステムの選び方が分かります

【2026年版】民泊に許可は必要?届出・許可・認定の違いと申請の流れ

— 届出と許可の違いから確認できます

民泊、何から始める?個人でもできる6ステップを開業の順番で解説

— 開業までの流れの中で、委託をいつ決めるかが分かります

参考資料


本記事の費用相場は、2026年10月28日時点で確認できた公開情報にもとづく一般的な目安です。実際の料金は業者・物件・地域・契約内容によって異なります。委託義務の有無などの法的な判断は、管轄の自治体にご確認ください。

エアホストを導入しませんか?

ご相談に応じて専門スタッフがいつでも対応します。